逆指名型マッチングとは?店舗物件探しで「待つ側」に回る仕組みを解説
逆指名型マッチングとは
逆指名型マッチングとは、 出店を検討している事業者(借主)が希望条件を登録しておくと、条件に合う物件の提案が店舗専門の不動産会社から届く仕組み のことです。
借主側のメリット:
物件を探しているということを周知できる。結果として、1)ポータル掲載前の未公開物件を直接オファーしてもらえる可能性が高まる。2)自分で物件を探し回らなくても、希望条件に合った物件を不動産会社に探してもらえる。
従来の「自分で検索して探す」モデルだけではなく、「登録した条件をもとに、店舗専門の不動産会社が候補を持ってくる」流れも作れます。
不動産会員側のメリット:
自社の客付け力が上がり、売上UPが見込める。物件をポータルに掲載する前の段階で、自社リストだけに限らず、テナンタに登録している事業者全体から条件に合う候補を探せる。個別にアプローチできる。
従来型ポータルとの違い
| 従来型ポータル | 逆指名型(テナンタ) | |
|---|---|---|
| 探し方 | 自分で検索・絞り込む | 条件を登録して待つ |
| 届く物件 | 掲載中のもののみ | 未公開・水面下を含む |
| 不動産会社との関係 | 物件ページから問い合わせ | 不動産会社側からオファーが来る |
| 情報の鮮度 | 掲載後に気づく | 案件化と同時に届く可能性 |
| 主導権 | 探す側(借主)が動く | 探される側(借主)が待てる |
どちらが優れているというわけではなく、 ポータルで探しながら同時にテナンタに登録しておく「二刀流」が最も多くの選択肢を得られます 。
なぜ店舗物件で逆指名が有効なのか
住宅・マンションの賃貸市場では、ポータルサイトに物件の大半が掲載されており、自分で探せば相当な情報量にアクセスできます。しかし店舗物件には、次のような特徴があります。
ポータルに出る前に決まる物件が多い
店舗物件は需要が集中するエリア・賃料帯では、ポータル掲載前に「既存のお客さんに声をかけたら決まった」というケースが珍しくありません。良い物件ほど表に出てこない傾向にあります。不動産会社にとって、中間業者なく直接決められるなら、ポータルに掲載する理由がないとも言えます。
不動産会社が手元に持っている段階がある
売主や家主から「条件に合う人がいれば紹介してほしい」と物件情報を預かっているが、まだポータルに上げていない状態が一定期間存在します。まだ一般公開されていない情報価値が高い段階で、物件の取捨選択ができると他社よりも優れた出店が可能になります。
こうした物件は、不動産会社と直接つながっていないと物件情報があなたに届きません。担当に思い出してもらうか、紹介リストに入っていないとリーチされることはありません。
不動産会社もあなたを探している(が探せない)
不動産会社も自社で客付けできればそれがベストです。しかし自社のリストでは解決できないことの方が多いです。この時点で探してもらえる(探される)ことが重要になります。
一定規模の事業者なら「店舗開発」のような専門の担当が、日々不動産会社などとつながりを作って情報網を張り巡らせていますが、中小規模の企業ではこれは現実的ではありません。テナンタは不動産会社が直接あなたを探し当てるためのデータベースとしての役割があります。
テナンタでの逆指名の流れ
- 希望条件を登録 (業態・エリア・賃料・坪数・開業時期など)
- 審査 (記載不備や偽りがないことを確認)
- オファーが届く (不動産会社から直接提案 or 自動マッチング物件の通知)
- 気になる物件に返信・内見申込
- 商談・契約へ
登録料・利用料は無料です(将来的に有料オプションを予定)。
参加している不動産会員のアカウント数は500以上。すべて店舗物件を専門で扱っている業者、または、物件オーナーに近い方々です。
よくある質問
まとめ
逆指名型マッチングは、「自分で探す」と「探してもらう」を両立させる手段です。とくに店舗物件では、ポータル未掲載の物件が一定数流通しているため、逆指名されるために登録をしておくことで情報の取りこぼしを防げます。
出店希望者がテナンタに条件を登録しておくことは、不動産会社が「このエリアで物件を探している借主はいないか」とAI検索した際に見つけてもらえる可能性にもつながります。物件を自分で探すだけでなく、AIを通じて探される側にもなれる仕組みを、テナンタは目指しています。